航空チケット

アメリカの田舎の大学に通っていると、日本に帰るにもコツが必要です。カリフォリニアやニューヨークならすぐに日本行きの飛行に乗れますが、田舎だと例えば次のように乗り継がなくてはなりません。

① 最寄りの地方空港 (アメリカ地方路線)→ 
② 地方のミディアム・ハブ空港 (アメリカ国内便)→ 
③ ラージ・ハブ空港 (国際便)→ 
④ 日本(成田・羽田・関西空港など) (日本国内便)→
⑤ 日本国内各県

全部で4回乗り継ぎます。アメリカ国内はほとんどの日本国内と違って、一旦地方のハブ空港に乗り換える必要が出てきます。

チケットをバラバラに申し込むと、どこかで遅れたときに連携をしてくれません。そこで、できるだけまとめて購入したいのですが、まとめて購入すると高くなります。

一方、日本国内は乗り継ぎ割引があるので、セットで申し込んだ方が良いです。

アメリカの主な航空会社は、①ANAと同じアライアンスのユナイテッド、②JALと同じアライアンスのアメリカン、③ヴァージン・アメリカと統合しJALおよびアメリカンと個別に提携しているアラスカ、④ノースウエストと合併したデルタです。

国内大学入試の現場から(新制度の状況)

 2020年度の新制度で入試を受ける高校生のみなさん、この夏休み、大学のオープンキャンパスに行きましたか? 国内入試を検討しているのであれば、最低1校でもかならず行くべきです。僻地でも離島でもです。この年度の受験は、情報がなにより重要です。

 8月中に文科省は、「大学入学共通テスト」に導入される英語の民間試験について、情報を取りまとめて公表するそうです。

 オープキャンパスでは、次の試験だけでなく、2020年度の試験情報も説明があったはずです。とても情報収集に有効な場です。

 そこで話に出たのですが、英語について文科省は大学側に、2次試験(個別学力試験)で英語をするなら4技能を全部やり直すようにと指針を示しているそうです。各大学のキーポイントはそこをどう判断するかです。

① 完全無視して、今まで通りの2次試験を実施
② 指針に従い、英語の2次試験は実施せず、民間試験のスコアを使用する
③ 英語は4技能を全部やり直す

レベルの高い2次試験を出題してきたた大学としては①で継続したい。
多少英語のレベルが低くなっても良いから、文部省の考え方を尊重して②という大学もあります。②の大学は民間試験の結果を段階的に換算して、2次試験の英語の点数にします。

では、②の大学が学生に敬遠されるかというと逆で、オープンキャンパスの来場者数が増加するなど、まだ現高校2年生の話にも関わらず、すでに影響が出ています。なぜなら、②のパターンは、共通テストが終われば、英語以外の科目に専念できるからです。受験生の負担が大幅に軽減されます。英語が得意な人には、その逆の大学がおすすめです。

パーティースクール

学校選びでは、専攻分野や学費、学生数、卒業率など色々なパラメーターを見ますが、ここでは見落としがちな校内の生活環境を考えてみたいと思います。留学フェアで実際に聞いてみるのも良いですが、それができないときは何処を見たら良いのでしょう。私も確信があるわけではないですが、例えばということで。

パーティースクール?

パーティー自体は否定しません。トップの有名校でも総合大学になればパーティースクールと言われている大学もあります。しかし、アメリカでは21歳未満のアルコールの購入や所持を禁止しています。大学院生としての留学なら良いですが、学部生として留学する場合は、あまり好ましい状況とは思えません。ドラッグの危険もあります。学業のために留学したものの、飲酒運転やドラッグの前科ありで就職不能などという悲劇にならないように気をつけましょう。今どきは、この日本でも、まともな会社なら飲酒運転や脱法ドラッグで一発解雇です。

「大学名 party」などで動画検索すると、思わずドン引きな動画にたどり着くかもしれません。例えばUCLAのfraternity(男子のグリーク・システム)「UCLA SIGMA PI party」でも大概ですからね。

2018 Top Party Schools in America

2018 Safest College Campuses in America

今アメリカでは、西海岸やニューイングランドを中心にGateway drugと呼ばれる嗜好用マリファナが解禁されており、足を踏み外す危険と隣り合わせです。医療用だろうが嗜好用だろうが、普通の人はお世話になってはいけないものです。

ニコチンやカフェイン、アルコールと違い、薬物依存は一生治りません。だから、薬物依存という名前で区別されるのです。薬物依存の入り口をくぐってしまえうと、後戻りは一生できません。

薬物は日本で禁止されていますから、常習者になると日本に帰ってきた途端に就職不能の犯罪者です。某元芸能人のように「海外では合法で日本が遅れているだけ」なんて脳みそが空っぽな理屈は通りません。そういう留学生が多いと、日本の企業にとっては非常に大きなリスクですね。留学生を採用したくない企業があってもおかしくありません。痛み止めを海外の親から送ってもらっただけで逮捕され、役員を辞任しなければならないのが日本であり世の中です。君子危うきには近寄らずです。アホほど危険に近付きたがるものです。

最近、有名な外人タレントが大麻を吸った経験があると言っていますが、昔の大麻と今の大麻では純度が全然違うことも忘れてはいけません。

もし私が企業のコンサルタントで、採用担当者から助言を求められたとしたら、「留学経験者を採用するとき、御社にとっての最大のリスク要因はドラッグです。」と言うでしょう。

国家公務員の懲戒処分の指針はこの通りです。「麻薬等の所持等 麻薬、大麻、あへん、覚醒剤、危険ドラッグ等の所持、使用、譲渡等をした職員は、免職とする。」

依願退職ではなく免職となると、まともな再就職はできません。

地下鉄サリン事件を思い出してください。なぜあんな惨事が起きてしまったのか。頭の良い人が次々にコロッと騙されて、沢山の殺人を犯しました。ファクトという小石を積み上げて正しい塔を建てたつもりだったのかもしれませんが、正しい大局観を持った人から見れば、それはただのねじ曲がった塔でしかなかったのです。

2019年6月25日現在、嗜好用マリファナ(大麻)が州法で合法化(legalized)された州は、Alaska, California, Colorado, Maine, Massachusetts, Michigan, Nevada, Oregon, Vermont, Washington, Illinois の11州です。これに加え、ワシントンD.Cも合法化されています。New York州をはじめとする15州で罰金刑のみの非犯罪化(decriminalized)がされています。

今やカナダは全国で合法になっています。私個人の考えとしては、カナダも以上の11州も、留学先として不適格に感じています。非犯罪化された州も含めると、アメリカは大麻の国と言わざるをえません。

ちなみに、自由化されたと言われるオランダも、個人使用のための製造及び所持は軽犯罪となりますが、実際には処罰されない状況です。

正しい知識は厚生省の「薬物乱用防止に関する情報」で入手してください。

厚生省の見解では、幻覚作用があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含むマリファナや脱法ドラッグを問題としています。

一方、大麻の成熟した茎(衣料品に使用される指定外繊維「ヘンプ」など)や種子は、日本の大麻取締法の規制対象外であり、発芽しないように処理された種子は七味唐辛子や鳥の餌に使われています。同時に、成熟した茎や種子から抽出されたCBD(カンナビジオール)も規制の対象外となります。また、厚生省でもCBDは直接の問題としていません。

ただし、茎や種子以外から抽出されたCBDは、大麻取締法の対象となり違法ですし、粗悪なCBD製品(ヘンプオイル)の中に無視できない量のTHCが混入していたという事例もあります。大麻取締法の対象でなくても、薬事法違反の可能性もあります。「エピディオレックス」などのCBDを精製した医薬品は、治験での使用しか現在日本では認められていません。

一口に「大麻」と言ってもTHCとCBDでは性質が全く違う一方で、大麻取締法ではその区別ができていません。成熟した茎や種子から抽出されたCBDが今でも合法の日本で、嗜好用大麻合法化とか言っている人たちは、幻覚作用があり依存性もあるTHCを視野に入れています。

もう一度言いますが、医療用大麻としてのCBDの先に、嗜好用大麻としてのTHCがあるのではありません。医療用大麻の中には高濃度のTHCが含まれていることがありますが、それでもこの2つは最初から別れた別の道です。「医療用大麻の次は嗜好用大麻を解禁」という順番で考えてはいけません。海外でもこの2つの解禁は、全く違う理由があります。しかも、嗜好用大麻を解禁する国の事情は日本と全く違います。日本人のあなた、親のどちらかは大麻を使用したことがあるなんてこと、想像もできないでしょう。

また、嗜好用に「わざわざ」使用する大麻といえば、幻覚作用のあるTHCの方に決まってます。CBDでは全然パーティーにならないからです。だから、私が自分の子供に忠告するとしたら、こう忠告します。

「大麻には依存性がないって、わざわざ言うヤツのことは一生信じるな。」

大麻の隠語にはウィード(weed)などがあります。

Alcohol Free、Smoke Freeとは、自由ではなく、禁酒、禁煙のことです。dry campus とは飲酒が禁じられているキャンパスのことです。では、dry campus ならいいのかというと、実態が伴わない campus もあるので難しいところですが、College Drinkingについて保護者が知るべきこと の Choosing the Right College の章に、学校選びのコツが書かれています。

Wikipedia; List of smoke-free colleges and universities

Googleの検索結果はあてにならない

留学関係に限れば、Google検索でまともな情報にはほとんどたどり着きません。上位の検索結果はほぼ全部がエージェントです。

2019年5月現在で、「アメリカ留学」を検索すると約 42,000,000件ヒットします。そのうちの最初の100件を確認しました。アメリカ大使館などほんの一部以外は、全然参考になりません。

「アメリカ学部留学」では約 4,600,000件がヒット。 そのうちの最初の100件を確認しました。少しは参考になる結果も出ていますが、情報が断片的すぎる。

ではどこで情報を得れば良いのでしょうか。

まず、アメリカ学部留学は、短期留学や語学留学、コミカレ留学と比べて市場規模が極端に小さいことを認識する必要があります。経験者も少ないし、商売としても効率が悪いのです。安価でまともなエージェントなんて、理論上成立が非常に困難です。

留学の仕組みを知るには、まず信頼できるサイトです。以下のサイトは、アメリカ政府および日本政府が共同運営する公的サービスです。

EducationUSA、フルブライト・ジャパン

例えばこれ。 https://www.fulbright.jp/movie_study_usa/

リンク集はこれ。https://www.fulbright.jp/study/directory/link.html

大学の検索はとりあえずこれ。 https://bigfuture.collegeboard.org/college-search

とにかく、オリジナルに近い情報源を選ぶのが近道です!

Twitterやめました

Twitterはまともな人が少ないのでやめました。

やめた第1の理由。特に留学関係において、Twitterの世界は、中学生や高校生が利用するには、おかしな情報、危険な情報が多すぎることです。数や力ではかないません。

このサイトは見ておわかりのように、完全に非営利です。完全に非営利にするために、サーバーの料金をいくばくかですが自腹で払っています。

私は、アメリカ留学を真面目に考えている生徒向けに、商業主義の犠牲になって欲しくないという気持ちから、ここで情報提供しております。

第2の理由。それは、私がアメリカ留学や教育にあまりに詳しいためか、教育関係者としばしば勘違いされ、糾弾されることです。

留学業界や教育業界は、私利私欲のある人ほど声が大きく、生徒や保護者のことを馬鹿にし過ぎです。もっと、生徒や保護者は賢くなりましょう。

Twitterでは、様々な分野で、それぞれ100にも満たないほんの一握りのユーザーが、お互いにリツイートし合うことで、まるでその世界の権威として居座っています。彼らは、真実を求めるならば、自分たち経験者に直接聞くよう勧めてきます。しかし、その一握の人達を本当に信用して良いのか、私達はよく考える必要があります。闇は、1年くらい定点観察していないと見えてきません。

CPTとOPTそしてマーチングバンド①

アメリカでは留学生は基本的に働けません。しかし、いくつかの例外があります。

①「LAだけど、周りの留学生はバイトしてるよ」

F1ビザでバイトはできません。

LAには名ばかりコミカレみたいな学校もあって、そこでI-20をもらってF1ビザを取る人もいるそうです。しかし、日本のアメリカ大使館にはブラックリストがあるそうで、その学校のI-20ではF1ビザをもらえないこともあるそうです。語学学校も現地で余計なことをする常套手段ですから疑われます。

一度ビザを却下されると、次にビザを取るハードルがグンと上がります。人生どうでもいい人以外、F1ビザの悪用は絶対やめましょう。

運良くビザがもらえて入国できたとしても、現地でバレたら強制帰国です。もちろん学校も、ビザが失効するので退学(前述のようにI-20を出した学校のメンツも潰れる?)。さらに、こういうトラブルがあった人は、F1ビザの再取得が破滅的に困難。観光目的でも、ESTAに通らないので観光ビザを取らなくてはなりませんし、それさえ取れないかもしれません。以後、あなたの人生にアメリカの地図は存在しません。

バレていても帰国の時はおとがめなしで、再入国で拒否されるパターンもあります。むしろ、この方が多いかもしれません。この場合、ESTAは単なる登録なので普通に取れて、現地での入国審査で拒否されます。

実際にF1ビザを取った感触では、特に難しいように感じないと思います。エージェント経由なら、なおさら。しかし、一度ハマるとアメリカは物凄く厳しいです。

なにしろ、各国の移民が塀を乗り越えてでも大挙して来る国です。現地でボーイフレンドと結婚して永住なんてのが基本パターン。20代の女性はその属性だけで疑われる要素になります。性差別と言ってもどうしようもありません。アメリカに確実に行きたければ、アメリカにボーイフレンドは作らないことです。入国審査ではLINEもチェックされます。

また、ビザ取得の面接のときは、くれぐれも、リップサービスで「アメリカ大好き。大学卒業したら、OPTとって、その後はH1ビザでずっと住みたいです。できれば、現地で結婚して永住したいです。」なんて口が裂けても言わないように。「大学卒業したら日本に帰って日本で就職します。」と確信を持って答えましょう。これはマジです。

なお、大学に条件付き合格になった人で、指定のESLをとってから入学を許されている人は、ESLのI20と大学の合格資料を持っていって、正直に「条件付き合格で、指定のESLを半年から1年くらいとったあと、4年間この大学に行きます。その後は、日本に帰国します。」って言えば、5年分のF1ビザをもらえます(F1ビザは5年が一般的には最長のようです)。具体的な帰国計画を確信を持って言うことが重要です。

とにかく、周りがやっているからって、安易なことは絶対しないことです。特にアジアに近い西海岸は、入国審査の警戒度も高いようです(日本人はみんなLA目指して来ますからね)。真実とは関係なく、疑わしい人も入国できません。

以上からわかるように、アメリカは苦学生を歓迎しません。それよりは、親のスネをかじり法を侵さないボンボンの方が歓迎されます。親がお金持ちじゃないから、夢のためにバイトするとか、勝手な理屈で確信犯で違法滞在する人もいます。そういう行動が、真面目な日本の学生にも大変な迷惑をかけているのです。

親のスネがない人は、バイトで体を使う代わりに、「頭」を使いましょう。ネットの世界は半分が頭を使わない人です。頭を使えば解決することを教えてくれる人がなかなかいません。ヒントは「奨学金」と「田舎」です。

911以降は移民局が国土安全省の管轄になって違法滞在に対して厳しくなったそうで、計算上は違法滞在していたのではと疑いたくなるような芸能人が、その時期に日本に帰国したりしてますよね。年齢不詳にせざるを得ない真の理由では?

とにかく、トラブったら人生設計狂います。違法バイト・不法滞在は絶対やめましょう。
ちなみに、ある大学では週10時間以上働くと満足な成績を維持できないとしています。

違法バイトで1ページ終わっちゃいました。続きは今度。

携帯問題2019

日本に一時帰国しての携帯問題です。

今回はソフトバンクのシンプルスタイル(プリペイド携帯)と、IIJのデータ専用SIMの組み合わせにしました。というのも、日本でのバイトに連絡先の電話番号が必要だったからです。

シンプルスタイルは一番安い機種Simply(4G携帯)で6,458円です。SMS(ショートメッセージ)を使わなければ、完全に基本料無料です。無料チャージ4,000円分が機種代に含まれており、そのうち3,000円が事務手数料として引かれ、残り1,000円分を通話に使用できます。チャージを14ヶ月に1回以上しないと、電話番号が失われます。

データ専用SIMは、IIJの「Japan Travel SIM 3GB」にしました。これにはブラステルのカードが付属しており、ブラステル経由でチャージする仕組みになっています。基本の利用期間は30日ですが、チャージするたびに延長されます。また、ブラステルの050Freeアプリで、050から始まる電話番号も付加して利用できます。
同じような電話番号サービスとしては「FUSION IP-Phone SMART」があります。

ブラステルのカードはファミマやミニストップなどのコンビニでも入手できますし、クレジットカード払いならネットでオンラインカードを即時発行できます。
取得した電話番号は1年間有効で、ブラステルカード(アカウント)に入金するか有料通話の度に、1年間延長されます。
また、専用のアプリだけではなく、汎用のVoIPアプリでも利用できます。

と、ここまで来て、短期間なら空港でやっている携帯レンタルでも良いのでは?という話も。。。。

冬休みもニューヨークに行く②

1日遅れでニューヨークに朝着きました。3泊のはずが2泊です。
今回のニューヨークでは、2日目の午後にニューヨーク・フィルのクリスマス・コンサートをあらかじめ予約していました。

ニューヨークにはリンカーン・センターという芸術の拠点があります。ニューヨーク・フィルはそこの音楽ホールを使っていますが、NHKホールを縦長の1階に広げたようなホールで、結構劣悪です。
それと比べると、日本の音楽ホール事情は、バブル時代のおかげで、ものすごく良いと思います。
冬の風物詩であるくるみ割り人形のバレエも向かいのホールでやってます。
道路を挟んで、彼のジュリアード音楽院もあります。

着いた日の午後は、何も予定がなかったのですが、リンカーン・センターのMET(メトロポリタン・オペラ)の窓口(box office)に行って、夜のオペラのチケット(プッチーニ3部作)を購入しました。

METのチケットのとり方ですが、学生は当日10時から販売されるラッシュチケット(student rush)が超お得です。今回は土曜日の14時頃に行ったのですが、$33で夜の部の席がありました。あらかじめホームページから学生会員に登録しておくと、窓口に行かなくてもオンラインで購入できます。通常なら安い席でも1万円以上、高い席だと4万円近くするオペラです。

あと、最上階のファミリーサークル後方の立ち見席も当日販売です。いわゆる天井桟敷です。こちらは学生専用ではありません。$20でした。ただし、身長が150cm台だと目の前の字幕モニターが邪魔して覗き込まないと舞台が見えません。ハイヒールかシークレットブーツを履いていきましょう(嘘)。もたれかかれる腕置きがありますので、それにもたれながら立ち見です。覗き込んで見ても怒られることはありませんでした。一応。。。

ちなみに、リンカーンセンターのすぐそばにもTKTSの販売窓口があります。当日のブロードウエイのチケットが半額くらいで買えます。販売状況はあらかじめTKTSのアプリで確認できます。TKTSは15時くらいまでしかやっていませんし、結構並びます。学生なら、直接朝の10時に劇場の窓口に行って、Student Rushを購入する方が良いと思います。運が良ければ$25から$35で購入できます。

ところで、日本へのJAL便はJFK発なのですが、JFKには地下鉄とLIRR(ロングアイランド鉄道)で行きました。比較的速くて渋滞にも巻き込まれず、値段もリーズナブルなので、マンハッタンに宿があるならお薦めです。
経路:ペン・ステーション〜(LIRR)〜ジャマイカ駅〜(JFK AirTrain 赤)〜JALは第1ターミナル(緑)
マンハッタンからLGAへはSuperShuttleを使っています。

冬休みもニューヨークに行く①

夏休みに引き続き、冬休みもニューヨークです。
10月になっても冬休みの予定を決めていなかったためです。

アメリカの大学では、夏休みや冬休みに寮も食堂も閉まってしまいます。田舎の学校では、一部の自炊可能なアパートに引っ越して生活(越冬)が可能ですが、すべてセルフです。オフィスも閉まります。冬は車がないと缶詰状態になります。

田舎の学校では冬休みや夏休みになると、遠くからでも親が車で迎えに来ます。それか、自分の車か友達の車です。飛行機やバスで帰る学生は意外と少ないです。Finalの最終日12月14日までにほとんどの生徒がキャンパスからいなくなります。翌日から寮は閉まってしまうので、はっきりしたものです。そこで、冬休みは日本に帰ることに。

ちなみに、アメリカの大学は冬にも卒業式があります(入学式もあります)。卒業式はFinals Endの翌日、12月15日です。冬は屋内で、人数も比較的少ないのですが、それでも会場に満杯の両親が来ます。日本では「親ばか」と言われますが、アメリカでも同じです。良い成績のタスキを着けて卒業するのが子供としての努めであり、両親の誇りなのです。

そんなこんなで、マイルの発動です。
中西部だとダラスやシカゴ経由が便利なのですが、JALの空席状況を見ると、冬休みに入る12月14日直後はもうクリスマスまで空席がありません。
唯一ニューヨークだけありました。12月17日です。
前回の夏休みに嵐で飛行機が飛ばず大変な目をしたので、余裕を持ったスケジュールを取ることにしました。
Finals Endの12月14日午後に、セスナとデルタを乗り継いでニューヨーク・ラガーディア空港(LGA)に、そこでニューヨーク唯一のユースホステル HI NYC に3泊し、翌朝に日本までというスケジュールです。
ちなみに、ニューヨークの場合、国内便はラガーディア(LGA)で国際便はJFKの場合が多く、乗り継ぎ時間はたっぷり取る必要があります。全然場所が違い、直行バスで30分位かかります。

しかし、今回も来ました。飛行機のキャンセルが。14日のセスナが飛ばないのです。そこで、急遽デルタが待ってる空港まで陸路で送ってもらいました。ニューヨークまでの乗り継ぎを一括で購入すると、このようなときも連動して予約変更してくれるのですが、そうでない場合は対応してくれる保証がありません。しかし、今回は運良くデルタに無料で翌日の便に振り替えてもらいました。宿は取らず、空港で一泊です。まあ、空港にいればなんとかなりますし。

そんなこんなで、予定よりも1日遅れで、ニューヨークに着きました。
日本から出国3ヶ月以内なら、JALカードなどの遅延補償が出ますが、長期留学の場合は期間を過ぎてしまい使えないことが多いです。

<②へ続く>

夏休みニューヨークへ行く

夏休みにニューヨークへ観光に行くことにしました。

まずは、宿。

東京でさえ普通に泊まればアパホテルでも5,000円は下らないわけですから、橋を渡らず交通の便がいい場所に泊まろうと思えば、それなりの金額になってしまいます。

とりあえず、ユースホステルを利用してみようということでニューヨークで唯一のユースホステル「HI NYC Hostel」をbooking.comで予約しました。一泊$72.00で、ユースホステル会員でない場合は1泊$3.00の会費が別途必要です。ユースホステル本家のサイトからも予約できますが、$5.00程高い料金で予約するとキャンセルチャージがかかるのを遅くできるのでbooking.com経由です。安いベッドの方が数が多いからか、夏休みだと7月には高い方から埋まり始めました。

先着10名に$25がキャシュバックされるbooking.comの紹介特典のリンクです。ご自由にお使いください。 https://www.booking.com/s/32_8/25e43ba4

 

次にエアです。

田舎からのお上りなので、飛行機を乗り継いで行きます。列車とかバスも選択肢としてはあるのですが、Amtrakは前回ロスまで乗ったので、今回は潔くエアにします。

セスナで一旦ハブ空港まで行って、乗り継いでニューヨークです。
セスナが往復$58.00、手荷物(Carry-on baggage)は”20LB 9KG 45LI 115LCM AND/OR PERSONAL ITEM”が1個無料・キャンセル不可の料金を選択しました。
ハブ空港からNYCのラガーディア空港(LGA)までは手荷物1個OK(45 x 35 x 20 cm)・キャンセル不可で往復35,950円、もっと早く予約すれば安かったのですが。出発が近くなるほど値上がりします。安くはなりません。

預け荷物(Checked baggage)は、日本に行き来するときはアメリカ国内の乗り継ぎも含めて2個無料だったのですが、国内線は1個目から基本有料です。

あとはBroadwayを予約。人気のチケットだったので、アメリカの「ぴあ」みたいな大手のTicketmasterで購入しました。システムが安定しており、指定席のタイムラグもありません。
安いチケットはTodayTIXで予約もできますが、シートをピンポイントで選べず、人気の公演やブロックはあまり安くありません。
tktsはもう少し安いのですが人気の公演を一部選べませんし、実際に買うのは現地の窓口です。
TicketmasterもtktsもTodayTIXも日本設定でも使用可能なアプリがあります。せっかく行くのなら1本めはTicketmasterで良い席を購入して、2本目以降は当日tktsを見るのが良いかと思います。

ちなみに、自由の女神のクラウンに登るためには4ヶ月以上前から予約が必要です。

割引カードは色々ありますが、シンプルなNew York Big Apple Passにしました。