冬休みもニューヨークに行く①

夏休みに引き続き、冬休みもニューヨークです。
10月になっても冬休みの予定を決めていなかったためです。

アメリカの大学では、夏休みや冬休みに寮も食堂も閉まってしまいます。田舎の学校では、一部の自炊可能なアパートに引っ越して生活(越冬)が可能ですが、すべてセルフです。オフィスも閉まります。冬は車がないと缶詰状態になります。

田舎の学校では冬休みや夏休みになると、遠くからでも親が車で迎えに来ます。それか、自分の車か友達の車です。飛行機やバスで帰る学生は意外と少ないです。Finalの最終日12月14日までにほとんどの生徒がキャンパスからいなくなります。翌日から寮は閉まってしまうので、はっきりしたものです。そこで、冬休みは日本に帰ることに。

ちなみに、アメリカの大学は冬にも卒業式があります(入学式もあります)。卒業式はFinals Endの翌日、12月15日です。冬は屋内で、人数も比較的少ないのですが、それでも会場に満杯の両親が来ます。日本では「親ばか」と言われますが、アメリカでも同じです。良い成績のタスキを着けて卒業するのが子供としての努めであり、両親の誇りなのです。

そんなこんなで、マイルの発動です。
中西部だとダラスやシカゴ経由が便利なのですが、JALの空席状況を見ると、冬休みに入る12月14日直後はもうクリスマスまで空席がありません。
唯一ニューヨークだけありました。12月17日です。
前回の夏休みに嵐で飛行機が飛ばず大変な目をしたので、余裕を持ったスケジュールを取ることにしました。
Finals Endの12月14日午後に、セスナとデルタを乗り継いでニューヨーク・ラガーディア空港(LGA)に、そこでニューヨーク唯一のユースホステル HI NYC に3泊し、翌朝に日本までというスケジュールです。
ちなみに、ニューヨークの場合、国内便はラガーディア(LGA)で国際便はJFKの場合が多く、乗り継ぎ時間はたっぷり取る必要があります。全然場所が違い、直行バスで30分位かかります。

しかし、今回も来ました。飛行機のキャンセルが。14日のセスナが飛ばないのです。そこで、急遽デルタが待ってる空港まで陸路で送ってもらいました。ニューヨークまでの乗り継ぎを一括で購入すると、このようなときも連動して予約変更してくれるのですが、そうでない場合は対応してくれる保証がありません。しかし、今回は運良くデルタに無料で翌日の便に振り替えてもらいました。宿は取らず、空港で一泊です。まあ、空港にいればなんとかなりますし。

そんなこんなで、予定よりも1日遅れで、ニューヨークに着きました。
日本から出国3ヶ月以内なら、JALカードなどの遅延補償が出ますが、長期留学の場合は期間を過ぎてしまい使えないことが多いです。

<②へ続く>

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