神戸在住の親戚のためにプロバイダの選び方を参考にして、1997年9月下旬の時点でアクセスプロバイダを選んでみました。
あくまでも、プロバイダー選びの方法を参考にしていただくことが目的です。特にここで掲載しているデーターは、1997年のデーターですので御注意ください。
まず、今回の希望を挙げてみた。
次に、単位料金区域内(078)にあるプロバイダを探すわけだが、とにかく多い。多くの代表的プロバイダと地域プロバイダがアクセスポイントを設置している。
今回は、料金優先なので、参考にプロバイダエクスプローラで検索してみた。
設定項目
- 市外局番 : 078
- 全国一律通話料金のアクセスポイントのあるプロバイダ : 気にしない
- 料金体系 : すべて
- 接続料金 : 2,000円以下
- 接続料金の支払いが年払いのプロバイダは省く : ON
- 従量固定制の基本接続時間 : 指定無し
- 自作のCGI : どうでもいい
- 無料で作れるホームページ容量 : 指定無し
- プロバイダの最高速度 : ISDN 64kbps
結果(順不同)
Alles Net、ASAHI Net、BIGLOBE、ネットワーク情報サービス(BT-NIS)、ドリームネット 、Dream Train Internet、GAONET、heRe、Highway-Internet、Hi-HO、InfoGLOBE、InfoSphere、infoweb、INTERCITY、JustNet、MARINnet、MEDIAWARS、Momoたろうインターネットクラブ、MSN、NETAGE INTERNET、NIFTY SERVE、ODN、People、SANNET、So-net、teleway Sirius、TOKYO INTERNET、U-netSURF、WebJumbo、alpha-web、テレピット ・ Web、PLALA、Famille、RIMNET
、、、料金については、基本料金しか考慮されていない結果が出た。
あまり真剣に選ぶ気が無いので、先の検索結果の内の代表的プロバイダから、希望するサービス内容で選んでみる。金額は、1年目の費用。50時間で月2000円を超えるものは除外した。
21,000円。特に問題なし。
26,000円。特に問題なし。
24000円(+Web設置:6000円)。特に問題なし。URL別名設定機能も平成9年10月1日より利用出来る。
AP WATCHで神戸のアクセスポイント接続状況を見たが、23時台に混んでいるが、その他はまずまず。
Access Point Speedでバックボーンを見てみたが、値段なり。IIJとの間が6Mbpsというのが、ボトルネックになりそうな気がする。(神戸)-(東京NOC)間は512kbpsで地方アクセスポイントとしては、まずまずかな?
海外は、IIJ東京から出ているので充分。
Web上での情報公開は、3社の内で最も良い。
*1999年8月バックボーンのデーターが古いと指摘が有りました。データーをアップデートするとこのページの本来の目的が達成されないので、あえてこのままにしておきます。ちなみに1999年8月の時点で、Alles Netのバックボーンは大幅に拡張されています。
アクセスポイント接続状況は、よく分からない。
バックボーンは、東京NOCからNSPIXP2に45Mbpsでつながっているところが、Alles Netより快適そう。後は、神戸 -(768kbps)- 大阪 -(6M)- 東京 のバックボーンだが、少し心配。しかし、大阪NOCにNET AGE(全国)が約2Mbpsでぶら下がっている程度なので、多分大丈夫だろう。(大阪NOC)-(NET AGE)間が太くなるとつらいかもしれないと思う。
海外は、間接的な計3.5Mbpsでちょっと細い。
ここは、ユーザーが急激に増えそう、、、、。
アクセスポイント接続状況は、よく分からない。(というより、神戸は開設されたばかり。)
後日談:1997年10月よりアクセスポイントの利用状況が公開された。1997年10月8日の時点で、深夜に80%以上busyのアクセスポイントが有る。 ex)立川、札幌
バックボーンも(神戸)-(大阪)が分からない。(大阪) -(45Mbps)- (東京) -(100Mbps)- (NSPIXP2) のバックボーンは問題なし。
海外は、間接的な計3Mbpsで、規模の割に細い。アメリカのMicrosftのサイトを見るのは、無理に近いかも。
後日談:1997年12月現在は、海外へ直接接続されている。
次は、「サービス内容などについて、疑問がある場合は、電子メールや電話などで、プロバイダに質問してみる。」のだが、面倒くさいので省略。(本当は、他のプロバイダ経由で、メールやWebのメンテナンスが出来るかどうか知りたいところだが、、、)
上に挙げた3社とも、評判は値段なり?(「普通」と「悪い」を行ったり来たり、ふらふらしているようだ。考慮に入れるのはやめておこうと思う。)
以上の検討結果から、Web上での情報公開が3社の内で最も行われ、ある程度納得がいくスペックのAlles Netが、良いと思った。ユーザーのWebもIIJから見ると、それほど重くはないようだ。ただ、不満の声を聞くことも有ったので気が引ける。(有名税?)
Highway-Internetは、2ヶ月無料のキャンペーンが有るようだ。ユーザーのWebもIIJから見ると、それほど重くはないようだ。アクセスポイント接続状況がよく分からないのが、マイナスポイント。
ODNは、Highway-Internetよりさらに情報が少ない。海外に弱わそうなところと、神戸-大阪間のバックボーンやアクセスポイント接続状況が未知であることに不安を覚える。ただ、大阪からNSPIXP2へのバックボーンの太さにはひかれるものがある(その分、ぶら下がってるクライアントの規模も大きいが)。また、今回の利用者はMicrosftのサイトを含めた海外サイトに縁が無い人なので、海外が遅いことについて気がつく頃には、ボトルネックが改善されているかもしれない。
ということで、
本来ならAlles Netを選択するのが順当に思えるが、私も興味が有るので今回は入会費が0円ということもあり、ODNを試してみることにした。(Webを設置すると+500円/月かかり、一番高い。Alles Netと比べるには、金額に差があり過ぎか?)
これで、文句無く快適だとは思っていない。そうだとしたら、IIJ4Uに月5000円払っている私が浮かばれない。
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