【全文】 [ティン・パン・アレー] Yellow Magic Carnival

音楽: Yellow Magic Carnival

「ティン・パン・アレーの中華フルコースディナー」

小林克也氏のDJにのせ、フェードイン、フェードアウトも使った企画物。ある意味ベスト盤。 私にとってのメインディッシュは南佳孝氏がボーカルで参加してる鈴木茂氏の「ソバカスのある女」、同じく鈴木茂氏の「100ワットの恋人」です。

メインディッシュを美味しくしているのが、細野氏の一連の曲。これがあるから、メインディッシュがさらに美味しくなるのです。

しばしタイムトリップを味わったら、最後のデザートは松任谷正隆氏の甘い「ホンコン・ナイト・サイト」。松任谷由実さんが「水の中のアジアへ」で歌っているのもより、こちらの方が良かもと思わせるのもこのフルコースの最後だからかもしれません。

味のある作品ですが、絶対買えというものではなく趣味が合えばということで3つ星として??きます。しかし、けして駄盤ではありません。(それどころか、私の場合はティンパンアレー関係で最初にこれを買うでしょう)

ちなみに、「ソバカスのある女」は「南佳孝 ゴールデンJ-POP THE BEST」、「100ワットの恋人」は有名な「BAND WAGON」、「ホンコン・ナイト・サイト」は唯一のアルバム「夜の旅人」をあたると良いです。

2003年12月06日 06:08更新